情報通信
第1グローバル情報通信営業部 3グループ
社会科学部卒/2017年入社(事務系)
第3章
People
M.T.
情報通信
第1グローバル情報通信営業部 3グループ
社会科学部卒/2017年入社(事務系)
※記事内容および社員の所属は取材当時のものです。
自分の知らない世界を見て見識を広めたいと思い、大学時代はフィリピンへの語学留学やアメリカへの交換留学、東南アジアやヨーロッパでのバックパック旅行などを経験しました。語学力を鍛えるためにも現地の方々と積極的に交流する中で、価値観や常識の違いを肌で感じ、日本や世界を客観的に見られるようになったのが収穫です。
フジクラを知ったきっかけは、アメリカ留学中にボストンで開催されたキャリアフォーラムに参加したことです。説明会で、売上比率の大半が海外であり、グローバルに活躍できるチャンスにあふれた環境に魅力を感じたことをよく覚えています。大学3年の秋から1年間、アメリカに留学していたので、帰国した頃にはほとんどの企業が採用活動を終えていましたが、フジクラは私が帰国してから選考を受けるチャンスをくれました。そうした配慮に縁を感じて、ここで働きたいと思い入社を決めました。
現在は営業として、ハイパースケールデータセンタ顧客向けに、光ケーブルや光部品などを世界各国に販売しています。ハイパースケールデータセンタとは、クラウドコンピューティングのためにデータの処理や保管を行う巨大なPCのようなもので、世界のインターネットサービスを支える重要な役割を担っています。世の中をもっと便利に、そして豊かにするためにも、日々、海外の子会社の担当者と連携を取りながら営業活動を展開し、製品在庫や製造リードタイムの管理、納入サポートまで行っています。
日々の仕事で意識しているのは、コミュニケーションの取り方を工夫すること。海外の担当者とは英語でコミュニケーションを取りますが、できる限り相手の視点に立つようにしています。日本人はビジネスシーンで過剰に丁寧な言葉を使ったり、真面目で固い表情になったりしますが、海外の人にとっては「何を考えているか分からない、怖い」と映ってしまうこともあります。その国のコミュニケーション文化に合わせて表情や語り口を変化させたり、相手国の言葉を積極に使ったりすることで、信頼関係の構築を図っています。これは、大学時代の海外経験が大いに活かされていると感じています。
現在はデータセンタ関連の仕事を担当しているので、データセンタの技術的知識をさらに深めていきたいです。AIなどの最新技術を支えるためのデータセンタの構築も始まろうとする中で、技術的な知識を身につけていれば、お客さまから信頼を得て、より高度なコミュニケーションを取れるようになると考えています。チャンスがあれば積極的に現場へ足を運んで、パートナー会社や工事業者などと接点を持ち、事務所にいるだけでは得られない生きた知識を吸収したいです。
目標は、プレイヤーとして一生、最前線で活躍し続けること。フジクラで躍進している諸先輩は、たくさんの人に応援されているという共通点があります。それは人柄もあると思いますが、信頼を積み重ねた結果なのだと思っています。私もたくさんの人に応援してもらえるプレイヤーになるため、小さな仕事でも丁寧に応えることを心がけます。