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Global

フジクラ社員を訪ねる
世界一周ツアー

フジクラは世界各地に拠点を構えており、
全社員の約9割が海外の現地スタッフなのです。
現地スタッフとともに働く社員の働き方や、
休日の過ごし方を
世界を巡りながら見てみましょう!

世界地図

※記事内容および社員の所属は取材当時のものです。

01AMERICA

START FROM AMERICA

the U.S.

2002年入社/工学部卒

2023年にアメリカに赴任。フジクラ電子部品の拡販と新規製品・開発の取りまとめと将来期待される分野での潜在的なニーズの探索を行っている。

01その国の好きなところは?
何と言っても気候が良いです。私が住んでいるカリフォルニア州サンノゼは地中海性気候に属し、5月から10月はほとんど雨が降らず、雲一つない晴天の日が続きます。一時的に暑くなるインディアンサマーと呼ばれる期間がありますが、夏でも基本的に湿度が低く乾燥しているため、エアコンがなくても快適に過ごせます。今は日本で共に暮らしていた子犬も一緒に暮らしていて、過ごしやすい気候のもと、休日の朝晩はゆっくりと近所や公園を散歩しています。
02仕事をする上で、日本と違うと感じる部分は?
仕事環境は別格だと思います。ベイエリアには世界を牽引するビッグテックがあり、その巨大企業の周りで沢山の新しい企業が生まれているのを感じることができます。また日本と異なり、アメリカでは雇用の人的流動性が激しいので、エンジニアの出入りも頻繁にあります。良好な関係を築くことができれば、彼らは転職先からフジクラに再度声を掛けてくれます。仕事をしていて最も嬉しい気持ちになる瞬間の一つです。
03休日の過ごし方は?
休日は食料品の買い出しに行きます。どのスーパーが新鮮な肉や野菜などの生鮮品を含めた食料品をより安く販売しているのか、日々リサーチしています。最近では、アメリカでの生活風景がさまざまな動画配信で面白く紹介されているので、事前の情報収集に役立っています。
the U.S.

2003年入社/機械システム工学専攻修了

2019年にアメリカへ赴任。現在はハイパースケールデータセンタを運営する顧客に、専任のソリューションエンジニアとして携わり、特に新技術の導入に向けた製品仕様の制定や技術的な課題解決を担っている。社内では業務のまとめ役、またフジクラ本社との窓口も担当している。

01その国の好きなところは?
アメリカでは、高速道路がほとんど無料なので、長距離ドライブがしやすい環境です。高速道路を走るだけでも自然を感じられるのが魅力で、一日で1000km走るのにも慣れました。街の雰囲気や人種構成、人びとの性格はエリアによっても異なり、場所ごとに違いを感じられるのが楽しいです。
02仕事をする上で、日本と違うと感じる部分は?
職場では、個人ごとに仕切られたスペースで仕事をする点が今までと違いました。時間管理は各人に任されます。終業時間後に仕事する人は少なく、代わりに朝早く業務を始めることを好む人が多いです。また上司の仕事は部下のサポートが中心で、直接的な介在が多くないのも特徴です。実際に上司から「あなたの業務を進めるためにどのような障害がありますか?それを取り除くのが私の仕事です」と言われたことが印象に残っています。
03休日の過ごし方は?
晴れた日はサイクリングをしています。私の住んでいるシアトルには湖が点在していて、美しい自然と高層ビル街のコントラストを楽しめます。ゆっくりしたい時は、ダウンタウンの海沿いを散歩することも多いです。遠出する時は、カリブ海にスキューバダイビングをしに行きます。モータースポーツ観戦も好きなので、年間計画を立てて、アメリカ各地にモータースポーツを見に行っています。
the U.S.

2013年入社/理工学研究科修了

2023年にアメリカに赴任し、光ファイバを高密度に実装した光ファイバケーブルWTC®(Wrapping Tube Cable®)の開発を担当。新たに開発したWTCをAmerica Fujikura Ltd.(以下AFL)へ技術移転するサポートをしている。この他、新規開発品の評価をサポートし、サンプルの発送から製品リリースまで、スケジュール通り進行するようマネジメントを行う。

01その国の好きなところは?
想像以上に仕事とプライベートでしっかりとメリハリをつける人が多くいます。アメリカの労働時間は日本より長く、祝祭日も日本より少ないです。ただ、多くの人がほとんど残業せず、年に数回、数週間のまとまった休みを取得しています。同じ職場内で複数人が同時期に休暇を取得するということもありますが、それでも仕事を問題なく進めています。現地の人たちは、プライベートを大切にしながら、楽しそうに仕事をしています。
02仕事をする上で、日本と違うと感じる部分は?
アメリカでは個人の裁量が大きく、個人の意見を尊重する傾向があります。各担当が個々に決断することが多く、実行までの議論や実行に移すスピードが速いです。一方、日本ではほぼすべての業務で上司の承認を得て、すべての関係部署と議論し、何度も確認して仕事を進めていきます。アメリカはクオリティよりもスピードや効率重視、日本は時間をかけても完成度重視で、それぞれ一長一短あると思います。
03休日の過ごし方は?
アメリカでは高速道路が基本的に無料で、かつ交通渋滞が少なく、車で気軽に観光地へ出かけることができます。赴任地周辺は自然豊かで、多くの国立公園やプランテーションなど壮大な風景を見ることができます。歴史を感じることができる建造物や多くのミュージアムがあるので、それらの観光も楽しめます。また、クラフトビールの種類が豊富で、さまざまなビールを飲み比べることができます。醸造所も多いので、各地の醸造所巡りもしてみたいと思っています。

02EUROPE

GOAL EUROPE

the U.K.

1996年入社/理工学研究科修了

2023年にイギリスに赴任。光ケーブルと光機器コンポーネント関連製品の提案や、新規開発製品の紹介といった拡販支援を担当している。

Q1その国の好きなところは?
非常に過ごしやすい気候で、夏でも気温が22℃程度の日が多く、エアコンなしでも快適に過ごせます。空気も乾燥していて、洗濯物もすぐ乾きます。また、オープンテラスのパブやレストランも近くにたくさんあり、日本では非日常的に感じるような生活が日常の中にあります。治安もとてもよく、道路を譲り合って通行する様子をたびたび見かけます。とても親切で思いやりのある方が多い国だと思います。
Q2仕事をする上で、日本と違うと感じる部分は?
私の職場では、個人の権利・プライベートが尊重され、家族・友人との時間を大切にする雰囲気を強く感じます。またテレワークが浸透していて、欧州の他の国々とのオンライン会議が当たり前で、個人の生活スタイルに合わせて働ける環境が整っていると思います。その他、日本との時差がサマータイムの時期では8時間あるので、連絡・報告待ちの時間をできるだけ短くするため、午前中はなるべく日本向けの仕事に集中するなど、時差を意識して仕事を進めるようにしています。
Q3休日の過ごし方は?
休日はゴルフをしたり、テムズ川沿いのオープンテラスのパブでランチとビールを楽しんだりしながら、くつろいでいます。また、私はロンドン市内まで電車で30分の場所に住んでいるので、気が向いた時はロンドン観光にも行っています。レンガづくりの建築物が多く、アジアとはまた違う美しさに感動します。そして大英博物館には、歴史的価値の高い世界中の名品が、一日では見終わらないほど多く展示されていて、それを無料で見られるのも嬉しいポイントです。
the U.K.

2015年入社/経済学部卒

2023年にイギリスに赴任。営業業務の他、赴任先のFujikura Europe Ltd.のローカルスタッフと本社スタッフとの橋渡し業務を担当している。

01その国の好きなところは?
赴任してまもないですが、天候はとても過ごしやすいと感じています。イギリスというと曇天のイメージがあるかと思いますが、赴任から4カ月過ごして、それほど曇天は多くないように思います。日本のような高温多湿な環境とは異なり、気温も17~18度前後と涼しい日がほとんどで、土日はオープンテラスのレストランやテムズ川沿いでのんびりと過ごす人も多く見られます。
02仕事をする上で、日本と違うと感じる部分は?
「休暇取得に対する考え方」です。ヨーロッパでは、担当者が有給休暇を利用して2週間もしくはそれ以上の期間、不在になることも珍しくありません。欧州赴任前は東アジアや東南アジアの業務に長く携わっていましたが、それらの国々では、祝祭日以外で長期休暇を取得する人はほとんどいなかったように思います。こうした休暇取得に対する考え方は、アジアとヨーロッパで大きく違うと感じています。
03休日の過ごし方は?
イギリスはパブが有名で、街の至るところにあります。イギリスやヨーロッパのさまざまなビールを飲むことができるので、飲み比べをして、自分の好きなビールを探しています。2023年の夏は過ごしやすい日が多くありましたが、テムズ川沿いの席でビールを飲みながら涼んだ時間は最高でした。またスーパーに行けば、パブにも置いていないヨーロッパのビールが取り揃えられていて、日本ではあまり飲めない品種を味わえるのも良い点だと感じています。
Spain

1990年入社/法学部卒

Fujikura Automotive Europe S.A.U.のCEOとして、社長業務に加え、人事・SE・営業部長も兼務している。

01その国の好きなところは?
スペインの人びとは非常に明るくフレンドリーなので、彼らと過ごす日々はとても楽しいです。私が住んでいるサラゴサは、スペイン北東部の地方都市で、非常にゆったりとした時間が流れています。歴史的にも古い街で歴史的建造物がたくさんあり、中世ヨーロッパの雰囲気を感じることができる良い街です。街が大きくないのも利点で、どこにでも歩いて行くことができます。
02休日の過ごし方は?
平日は自宅と会社の往復なので、休日はなるべく外に出て、街歩きをしています。サラゴサは古い建築物が多く、楽しく散歩できます。カフェやバルも多いので、疲れたらコーヒーやビールを飲んで過ごしています。また、テニスコート、ゴルフ場などの運動施設もあり、充実した時間を過ごすことができます。

03ASIA

GOAL ASIA

Thailand

2002年入社/工学研究科修了

2023年にタイ王国に赴任。ハードディスク部品の製造技術全般(自動化・生産技術開発・生産プロセス改善・品質改善・原価低減活動)を担当。新しい製造工程の導入に向けた基礎実験、不良品削減のための原因調査や改善策などを考案している。

01その国の好きなところは?
タイ王国は微笑みの国と言われているように、会社でもレストランでも、みんな笑顔で接してくれます。面倒見の良い人が多く、困っていると向こうから積極的に話しかけてくれます。また料理もフルーツも価格が手頃で、とてもおいしいのも魅力です。特にフルーツは、日本に住んでいた頃は知らなかったものがたくさんあります。それぞれ見た目も味も楽しめるので、各シーズンが毎年楽しみです。
02仕事をする上で、日本と違うと感じる部分は?
「マイペンライ(タイ語で『気にしない、大丈夫』)」が考え方の基本にあり、「何事もポジティブにとらえ、細かいことを気にしない」文化がタイ王国民の根底にあると思います。何か新しいことを始める時も「まずやってみる」という国民性のため、後になって問題が起こることも。そのため、新しいことを始めるタイミングでは、それによってどのような問題が発生しそうか、その影響はどの程度か、問題発生を防ぐにはどうすればよいか、などを十分に考えてから実行に移すようにしています。
03休日の過ごし方は?
甘いものに目がなく、最近お菓子づくりを始めました。まずは、チェンマイでも材料を手に入れやすいパウンドケーキやチーズケーキづくりで試行錯誤を重ね、そこから手を広げてパンづくりも始めました。お菓子づくりは化学実験と共通する点が非常に多く、分量や加熱する温度や時間、混ぜ方などで、大きく結果が変わります。分子ガストロノミー(※)という言葉があるように、お菓子やパンづくりも突きつめれば化学であり、そのような点もこの趣味にはまっている理由の一つかもしれません。

※調理を物理的・化学的に解析した科学的学問分野のこと。分子美食学と訳されることもある。

Vietnam

2001年入社/理工学研究科修了

2020年にベトナムに赴任。技術責任者として、フジクラの海外製造工場における技術面全般の管理の他、製造に関するフジクラからの問合せや、お客様の工場見学の対応、現地エンジニアのサポートや教育を行っている。

01その国の好きなところは?
私が住んでいるベトナム南部のホーチミンは、雨季と乾季はあるものの、常夏と言える気候です。とはいえ、夕方は日本の夏のような蒸し暑さがなく、過ごしやすく快適です。日本ではなかなか食べられない南国のフルーツを近所のスーパーで購入でき、手軽に食べることもできます。また、ベトナムにはスギがないようで、花粉症の私にとって非常に生活しやすい環境です。
02仕事をする上で、日本と違うと感じる部分は?
昨今のベトナムでは短期に転職を繰り返すジョブホッピングが盛んで、3~4年勤務すると「新しいことにチャレンジしたい」と、転職する人が多いです。技術の継承と向上を考えると、経験を積み幅広い知識を持ったエンジニアは非常に重要な存在なので、そのようなエンジニアを私が駐在中に少しでも多く育てたいと考えています。その実現に向け、日々の業務においても長期のビジョンを示しながらエンジニアの育成を行っています。
03休日の過ごし方は?
ホーチミンには、日本人の駐在者も多く、日本人のコミュニティがたくさんあります。私は野球チームに所属し、週末には郊外のグラウンドで練習や試合を行っています。参加者も10~60代、初心者から本格的な経験者と幅広く、真剣勝負になる場面などもあり、若かりし頃を思い出しながら野球を楽しんでいます。いろいろな人とコミュニケーションを取りながら、リフレッシュしています。

グローバル市場でのプレゼンス

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