Interview

会計知識を軸に、
経営に近いところで
ブレーンとしての機能を発揮。
フジクラグループの
発展に貢献していく。

会計事務所フジクラ

コーポレート

Kazunori Shiraishi

ファイナンス統括部
経営学部卒/2008年キャリア入社

会計事務所で、会計処理や税務顧問業務のサポートなどを経験。フジクラ入社後は経理・ファイナンス部門で活躍し、2017年から原価グループのグループ長。現在は経営層に対する提言も行っている。

※記事内容および社員の所属は取材当時のものです。

上場企業向けの会計知識を活用できるステージへ

大学では会計学を学んでいましたので、その流れで会計事務所に就職して、決算数値分析や経営戦略についての相談対応、事業計画の作成、税務申告書の作成補助業務などを行っていました。しかし、中小企業がメインクライアントとなる会計事務所では、学生時代に身につけた上場企業向けの会計知識を活用する場面が少なく、4年間の勤務を一つの区切りと考えて、上場企業への転職活動を始めました。正直なところ、その頃はフジクラという社名を知りませんでしたが、通信・電力などの社会インフラ構築に寄与している企業であることに好感を持ちました。また、資本関係上の親会社が存在せず、経営面でのしがらみもないため、自分の力が試せると思い希望しました。

前職で培った経営視点が今の強みに

転職後は、連結決算や利益管理、グループ会社の財務など、多様な業務に携わってきました。とりわけ最初に担当した四半期毎の決算業務は、上場企業ならではの仕事です。初めての経験で苦労はあったものの、チームメンバーと力を合わせて数字をまとめ上げ、無事に決算発表を終えた際の達成感は今でも忘れられません。入社から15年余りを経た現在は、製品製造にかかる原価計算業務を統括するとともに、そこから得られたデータを使い、どのように会社や事業を成長させていくかという戦略の検討にも関与。最近ではこのように、会計知識を軸として経営に近いところでブレーン役を務めることが増えています。社歴に伴って、経営陣に対する提案や提言を求められる立場になったわけですが、そこで糧となっているのが前職での経験です。20代だったあの頃、親のような年齢の中小企業の社長と対峙して、ディスカッションを重ねながら培った経営視点は、私固有の強みとなって現在に活きています。

ブックキーパーから提言型への業務改革を推進

AIの発展により会計や経理業務の変容が予想される中、我々ファイナンス統括部は部内の業務内容を従来のブックキーパー中心のスタイルから、提案・提言型の業務へと移行するプロジェクトに取り組んでいる最中です。これを成し遂げて、当部署を付加価値の高い組織へと変革し、フジクラグループのさらなる発展に貢献していくことが目下の目標です。フジクラではこの他にも、事業改革にかかる全社プロジェクトが複数進行しています。その中で私もコーポレート部門の代表として意見を求められる機会が増えていて、責任とやりがいを感じながら任務を遂行しています。未来への変革期にあるフジクラには、転職希望の方々が持つ外部の視点や経験を発揮できる場が多数あります。社内の人的リソースだけでは思考の柔軟性に欠ける側面もあるため、私としても新たに入社するキャリア採用の皆さんに刺激を与えていただきながら、組織力の向上に力を尽くしていきたいと思っています。

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