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Technology

フジクラの製品を生み出す各事業、
そしてグループ全体を支える
スタッフ事業を紹介します。

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情報通信

情報インフラを支え、
世の中をつなげていく。

光通信のトータルソリューションで、
急速に進化するネットワークを支える。

クラウドサービスやIoT技術の発展、5Gサービスの展開を背景に、ネットワークは次世代基盤ネットワークへと進化しています。それを支えるのが光ファイバであり、その開発・製造において、フジクラの技術力 は世界トップレベルを誇っています。たとえば、その光ファイバを高密度に収納、かつ細径構造を実現する光ケーブル(SWR®/WTC®)を世界に先駆けて開発しました。また、近い将来の大容量伝送を可能にするマルチコアファイバの実用化に向けた開発を進めています。さらに、低損失で接続する光ファイバ融着接続機は、世間に光ファイバの浸透が始まった時から世界トップシェアを堅持しています。フジクラは光ファイバやケープル、コネクタ、光ファイバ融着接続機の製造から布設工事に至る全てを手掛ける世界でも数少ないメーカであり、光ネットワークのトータルソリューションをワールドワイドに提供しています。

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エレクトロニクス

変化の激しい市場で、ユニークな技術で
顧客のイノベーションをサポート。

変化の激しい市場で最高水準を実現。
業界に先駆けてグローバル展開を推進。

変化が激しいスマートフォンやウエアラブルなどの最先端機器をはじめとしたエレクトロニクスマーケットで、製造拠点との一体運営となった体制によりスピーディに対応し、フジクラのユニークな技術で持続的成長を目指します。
優良顧客のパートナーとして、高密度・高精細・多機能化の要求に対し、電子部品・コネクタ・FPCの持つ高度な技術で応え、顧客の最先端アプリケーションの創出に貢献、事業拡大を図ります。長年のグローバルオペレーションで培った生産技術に磨きをかけ、DX導入や生産工程の自動化など更なる生産性改善を推進しています。また、モビリティ業界はCASE(※)と呼ばれる新しい領域で技術革新が進む100年に一度の変革期を迎えていて、エレクトロニクス製品の自動車市場への参入を進めています。

※インターネットなどを活用して常に情報とつながる「Connected:コネクテッド化」。「Autonomous:自動運転化」。所有から利用へのシフトを示す「Shared:シェア」。電気自動車の普及を指す「Electric:電動化」のそれぞれの頭文字を取り、自動車業界の新しい技術やサービスを示すキーワードのこと。

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自動車

モビリティ革命に向け、
次世代の車載電装システムを開発。

100年に一度の変革期に向けて、次世代の車載電装システムの開発を進める。

フジクラでは1950年代から自動車用ワイヤハーネスを製造。現在は、世界16ヵ国、40拠点に展開し車両全体の配電システムを提供、グローバルで加速するモビリティの進化を支えています。現在、自動車市場はCASE(※)に代表される100年に一度の変革期と言われている中で、世界中のカーメーカが技術開発競争にしのぎを削る自動運転はもちろん、本格的な普及が期待されるコネクテッドカーや電気自動車においても、高性能な車載電装システムの役割はますます重要になっています。フジクラでは、大容量高速通信に対応する車載ネットワークシステムを、シミュレーション技術を活用して構築。また、電気自動車の急速充電ニーズに対応するための高出力急速充電・高電圧ハーネス技術の開発を精力的に進めています。さらに、ドイツのFujikura Technology Europe GmbH(FTE社)と協力し欧州顧客の最新トレンドを把握しながら、次世代の自動車向けの研究開発を推進。車載電装システムに貢献する新技術を開発し、新たな市場を開拓します。

※インターネットなどを活用して常に情報とつながる「Connected:コネクテッド化」。「Autonomous:自動運転化」。所有から利用へのシフトを示す「Shared:シェア」。電気自動車の普及を指す「Electric:電動化」のそれぞれの頭文字を取り、自動車業界の新しい技術やサービスを示すキーワードのこと。

自動車事業の
想いを知る

4

研究開発

“つなぐ”テクノロジーで、
未来を切り拓く。

創業以来の“つなぐ”テクノロジーを進化させ、
新たな価値の創出をはかる。

フジクラは創業以来、電線・ケーブル、さらには光ファイバで培った“つなぐ”テクノロジーで、確固たる技術基盤を確立してきました。そして、電子デバイス製品や自動車電装製品に技術を水平展開し、情報通信、エレクトロニクス、エネルギーの分野で高い付加価値を創出するテクノロジー・プラットフォームを構築しています。また、とどまることなく進化を遂げていくため、新事業推進機能とR&D機能を統合し、2021年4月に「新事業創生・研究開発部門」を設置。たとえば既存事業では、より微細な直径80μmの光ファイバや、一本の光ファイバの中に複数のコアを持ち、低遅延・大容量通信に有効なマルチコアファイバの開発などを行っています。一方で、新事業創生では、次世代光通信、次世代エネルギー、ミリ波応用の3分野で社会貢献性の高いテーマに取り組んでいます。外部の研究機関ともグローバルにコラボレーションしながら、新たな価値の創出を行っていきます。

アドバンスト・リサーチ・コア(ARC) 「未来の技術を創る人財」を育成するために。

「技術のフジクラ」を標榜する当社は、このブランドを長きにわたって維持・向上していくために、技術者の個々の自由な発想を尊重して主体的に研究テーマに取り組める環境を提供することこそ、非常に重要ととらえています。
そこで、「20年先の社会を想像し10年先の技術を創る人財を育成する」ことを目標に掲げ、先端基礎研究を担う研究所「アドバンスト・リサーチ・コア(ARC)」を2019年に設立。自由なワークスタイルで「新しいものを作り、世の中を豊かにする」という研究者の本分に集中できる環境を提供し、海外の大学・研究機関で研究開発に従事する機会も設けるなど、広い視野を持った創造力豊かな技術人財の育成を目指しています。

5

生産技術

世界トップクラスの品質を生み出す、
ものづくりの真髄。

グローバルな舞台で、
ものづくりの基幹部分を支える。

生産技術部門は、生産設備の導入や改善、設備保全、無駄取り活動など生産効率の高度化を担う機能に加え、差別化を実現する生産設備の開発やIT技術を活用した飛躍的な生産性向上を実現する生産プロセスの開発、製品に資するCAE(※)を活用した解析や高度な精密加工技術開発を行うなどものづくりに関わるさまざま様々な機能で構成されています。これらの多彩な技術集団が確かな生産技術で、世界に展開するフジクラグループの工場で最先端のものづくりを支えています。また、AIの研究開発を進めながら幅広い製品の製造工程へのAI活用や、生産現場で取得したデータを最新デジタル技術の活用により、ものづくりの高度化を狙う「ものづくりDX」の推進、さらに2050年カーボンニュートラルの達成に向けて、脱炭素と事業成⻑の両立を実現する革新的なものづくり開発によるGX推進を行っています。

※CAE(Computer Aided Engineering)とは、工業製品の設計・開発を支援するコンピュータシステムのこと。

6

コーポレートスタッフ

経営資源を扱い、
グループ全体を支える。

会社そのものを支えながら、
社員一人ひとりがイキイキと働ける環境をつくる。

コーポレートスタッフは、人事、経理、法務、総務といった会社そのものを支える役割を担っています。採用や社員教育などを担当する「人事」、会社におけるお金の流れを数値化し正確に管理する「経理」、社内システムの開発、構築、運用、保守を担う「システム(SE)」。他にも「法務」「総務」「広報」などの各部署が、それぞれの役割を果たすことにより営業・事業部・製造・開発部門の活動を支えながら、社員⼀人ひとりがイキイキと働き、より良いパフォーマンスを発揮できるように仕事環境を整えることを目指します。

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