人財育成

「一人ひとりが主役」として行動し、
世界で通用する有能な人財集団を形成します。

フジクラは“つなぐ”テクノロジーを通じ、
顧客の価値創造と社会に貢献する企業を目指しています。

フジクラグループとして、
国内だけでなくグローバルに展開できる人財、
今後のフジクラの発展を主体的に担うことのできる
人財の育成を目指しています。

人財育成の考え方

人財育成では、各職場で行われる「OJT (On the Job Training)」を中心に置きつつ「評価」と「育成」を関連付けて取り組んでいます。継続的に評価サイクルを回しながら、本人と上司の間で個人の強みや課題を認識・共有し、強みを伸ばし課題を改善し、さらなる成長につなげられるよう、トータルシステムで実施しています。一人ひとりが主役として、当事者意識を持って上司と相談しながら取り組むべき目標を設定し、その達成に向けた業務遂行をさまざまなかたちでサポートします。

フジクラの教育制度

フジクラでは「人財を育てる風土・土壌」づくりを下支えするため、新入社員研修はもちろん、昇格とリンクさせキャリア開発につなげる昇格要件研修、自己啓発学習への費用補助など多彩な教育制度を実施しています。ここでは主に新卒入社の新入社員を対象としたものを記載し、その他に全社単位のものは、主に人事部門主催分を中心にまとめました。

研修・人財育成体系(新卒入社2年目まで)

内定者時代から入社2年目終了までを人事としてのフォローアップ期間と位置付けています。皆さんが組織に馴染み、成果を出せるようにフォローを行うと共に、集合研修を実施することで同期との仲間意識の醸成や自分自身を振り返る機会としています。ここでは4つのパートに分けて解説します。

新人社員フォローアップ体系

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1内定者研修
(10月内定式後~翌年3月まで:原則オンライン、一部本社にて対面実施)

社会人になる上で必要なスキルをeラーニングで学ぶとともに、毎月1回同期とグループワークをして知識の定着を図ります。またフジクラで働くイメージを持てるよう、先輩社員との座談会も実施します。 ※内定者研修への参加は任意

eラーニング
「学生から社会人への意識転換」、「ビジネスマナー」、「ビジネス文書の書き方」などのテーマを各自がオンラインで学びます。
グループワーク
同期とeラーニングの内容について議論し知識の定着を図ります。毎回メンバーを入れ替えるため同期間で関係構築をするきっかけにもなります。
先輩社員との座談会
年次の近い先輩社員と少人数で話すことで、入社後の生活(仕事だけではなくてプライベートも含めて)をイメージしやすくすることを目的としています。

2新入社員研修
(4月~5月:本社およびオンラインのハイブリッドにて実施)

入社式から始まり社会人、フジクラ・パーソンとしての土台の構築を図ります。

講話各種
社長をはじめとする役員による講話や部門紹介を直接聞き、フジクラの事業全体に対する理解を深めます。またフジクラグループ経営理念、就業規則、福利厚生制度など会社を支える理念や制度について学びます。
外部講師による研修
ビジネスマナー、ニュースから学ぶ思考法・仮説構築力、統計学基礎などこれから社会人として業務をする上でベースとなるものを外部講師から学びます。
eラーニング
「自己改善サイクル」や「段取り」、「報・連・相」など、より業務に直結するスキルをオンライン上で学びます。
先輩社員へのインタビュー
グループワークの一環で先輩社員へのインタビューを実施しています。これにより、フジクラの社風や事業内容、職場の雰囲気、リアルな働き方を直接知る貴重な機会になっています。
グループワーク
テーマは毎年さまざまですが、新入社員研修を通してグループワークを実施し、情報や知識をインプットするだけでなくて主体的にアウトプットを出すことを体験します。eラーニングで学んだスキルを実践しつつ、チームで仕事を進める醍醐味も味わえます。最終日には人事だけではなく上司及び先輩社員も臨席の上で成果発表会を開催し、一連の研修を終えます。また発表会の様子は社内報などに掲載し、全社にも共有しています。

3配属後OJT
(配属後~翌年3月末:配属先の各職場にて)

新入社員研修後に配属職場で1年間のOJT(On the Job Training)を実施します。この際必ず先輩社員が指導員に任命され、新入社員の皆さんをサポートします。OJTでは実際に業務に携わりながら職場で必要な知識の習得を図ります。

中間フォロー研修(9月頃)
指導員と新入社員が一緒に出席し、OJT後半に向けて今一度の関係構築を行います。
1年目面談(2月頃)
1年目が終わるタイミングで人事との個別面談を実施し、就業状況の確認、2年目になるにあたっての抱負などをヒアリングしています。
最終発表会(3月頃)
指導員が一堂に会して1年間のOJTの成果を発表します(新入社員は出席しません)。各部署での取り組みを全体で共有して、次のOJTに活かすことも目的の1つです。

※研修プログラムは年度毎に変更の可能性あり

4入社2年目研修
(集合研修パートは入社2年目の5月~6月に計2日間実施)

入社2年目研修は2日間の集合研修とその後のグループワークから構成されています。

集合研修

・1日目:ありたい姿とキャリアについて考える 1年間の業務内容を振り返って今後のキャリアを考え、同期と議論して自身の「ありたい姿」を言語化します。

・2日目:ロジカルシンキング 技術系か事務系かを問わず求められるロジカルな考え方と情報整理の仕方(議事録の作成、会議ファシリテーションなど)を学び、日常業務でのアウトプットの質を向上させることを目指します。

グループワーク

・実践による定着 集合研修後は、学んだことの振り返りと実践の為に参加者同士でグループワークを3か月に1度行い、更なる定着を図ります。また上司とも個別にキャリアについての対話を実施します。

研修・人財育成体系(全体)

昇格要件研修

一定の研修受講を昇格の必須要件とすることで、ビジネスリテラシー、コンプライアンスなどの必要知識の習得を推進します。外部の公開講座(集合研修)、eラーニング、通信教育の数百に及ぶ豊富なメニューから上司と相談の上で受講するものを決定します(一部テーマが指定されているものもあります)。

公募研修

外部団体主催の階層別研修に社内で参加者を公募して派遣(同世代の他社人財との交流機会の提供)

キャリアデザイン研修

仕事をする上で自分自身が大切にしている価値観や職業観を再発見し、自らを見つめなおすきっかけとするために開催しています。

新任管理職研修

管理職登用を自身のキャリア上の節目として捉えて、今後も長く続くキャリア及びを考える機会としていただく為に実施しています。

新任ライン長(M職)研修

マネジメントに必要な知識・スキルを体系的・実践的に習得していただく多様な学びの場を提供しています。

経営人財育成プログラム

2017年から次世代、次々世代の経営者となり得る経営人財の継続的な輩出が、企業の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に寄与するとの考えに立ち、選抜型の経営人財育成プログラムを実行しています。

Eラーニング (人事以外の各部門による全社教育を実施)

社内の共通プラットフォームから各自が自由にいつでも、どこでも動画学習が可能です。開講コースの一例は以下の通り…輸出管理入門編(取引審査)、ハラスメント防止教育、品質コンプライアンス教育、下請法教育、インサイダー取引とは何か、独占禁止法、腐敗防止・個人情報保護法、健康への理解と意識の向上、メンタルヘルス(ストレスの気づきと対処法について)など

自己啓発学習

・定額制オンライン動画サービス(修了時の費用補助あり)
・オンラインTOEIC社内開催(受験費用の補助あり)
・オンライン英会話プログラム(修了時の費用補助あり)
・オンライン日本語プログラム(修了時の費用補助あり)

キャリア面談

昇格や職種変更など、キャリア上の節目を迎えられた方を中心に、人事部門の管理職が対象者と個別面談を実施。主に問いかけと対話を行うことにより、内省を深めキャリア観・キャリア意向を今一度考える機会としていただいています。

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