Interview 03

フジクラに入社して、
未知の自分に出会い、
新しい目標が芽ばえてきた

松本 忠輝の肖像写真1

Tadateru Matsumoto松本 忠輝

人事・総務部 労務グループ/
2019年入社(事務系)

※記事内容および社員の所属は取材当時のものです。

Chapter01

フジクラで、新しい自分に
チャレンジすることを決めた

インタビュアー どんな障がいですか?
松本 20歳の時に指定難病にかかり、その治療の影響で人工股関節に置換しました。運動制限はあるものの、無理のない程度での日常生活を送れています。また、難病の影響で手指の関節が変形しています。
インタビュアー これまでのキャリアを教えてください。
松本 美術系の専門学校を卒業してアクセサリーの製作などに携わりましたが、手指が動きにくくなり転職しました。次の会社では、経理部に所属。10年ほど経験を積み、キャリアアップのために再び転職をし、フジクラに入社しました。
インタビュアー フジクラに入社することになった決め手は?
松本 転職にあたっては、前職の経験を活かそうと経理業務に携わることを条件に会社選びをしていました。そんな時に、フジクラから経理とは違う部門で打診されました。面接で話を聞いてみると、これまでの経理の知識も活かせて、なによりも私を必要としていることが伝わってきました。そこでフジクラでの新たなチャレンジを決意したんです。
インタビュー模様の写真1

Chapter02

社員やその家族の生活を
守るという責任感とやりがい

インタビュアー 入社してからのキャリアを教えてください。
松本 最初に配属されたのは、情報通信事業の精密機器事業部。製品に関わる予算や実績の管理を担当しました。ところが、1年ほど経った後、所属していた部署が本社から佐倉事業所へ移ることに。通勤が困難になるため、上司にも相談し、現在の人事・総務部に異動しました。
インタビュアー 現在はどのような仕事に携わっているのですか?
松本 労務グループでグループ会社の給与計算を担当するチームのリーダーを任されています。給与の確定から、フジクラ単体の所得税計算や納付、人件費の確定、退職金の計算など、携わる業務は多様です。中でも年末調整業務は、給与チーム全員で行う年間の一大イベント。昨年、この業務の中心メンバーとなり、無事にやりきることができて仕事に自信がつきました。
インタビュアー 仕事で感じるやりがいは?
松本 言うまでもなく、給与は社員の生活の基盤となるもの。社員や家族の皆さんの暮らしを守る役割を担っているという責任感がやりがいとなっています。ときどき、給与や退職金に関する質問や相談に対応するために、社員と直接会うこともあります。社員一人ひとりにとって重要な業務を任されていると実感します。
インタビュー模様の写真2

Chapter03

働く障がい者を支える仕事にも
チャレンジしていきたい

インタビュアー フジクラに入社してよかったと感じることは?
松本 フジクラは福利厚生制度なども整っていると感じます。有給休暇とは別に「特別通院休暇」という制度があり、フルに活用しています。上司が率先して有給休暇を取得するので、部下も気兼ねなく利用できます。
インタビュアー 一緒に働いている方々とのエピソードはありますか?
松本 以前、手指の手術で1か月ほど休んだことがあります。手術をするかどうかいろいろ悩んだのですが、上司に相談すると「ぜひすべきだ」と背中を押してくれて。休みの間は、チームのみんなが自分の業務をサポートしてくれました。フジクラには、お互いに支え合いながら成長していこうという風土があるように感じます。
インタビュアー 仕事を通じて成長できたと感じることはありますか?
松本 フジクラに入社して最初に携わった製品の予算管理も、現在の給与計算も、これまでの私にとって未経験の分野。正直、果たして自分に務まるのかどうか不安がありました。でも、チャレンジしてみると思いのほか力を発揮でき、新しい自分を発見できて新鮮な気持ちです。もしも他の会社に入社して前職と同じ経理の仕事を続けていたら、こんな気づきは得られなかったと思います。
インタビュアー これからの目標を教えてください。
松本 昨年、現在の業務に関わる資格を2つ取りました。いま、次の目標として、社会保険労務士の資格取得を目指して勉強を始めています。社労士は、企業における社会保険の手続きなど、障がい者にとっても密接な存在。将来は、フジクラで働いている、あるいはこれから働こうという障がい者を支えるような仕事にも携わっていきたいと考えています。
松本 忠輝の肖像写真3

ともに働く社員の声

人物のイラスト 松本の上司
拡声器のイラスト

非常に仕事熱心で、責任感が強いです。専門性を高めようと取り組んでいて、資格取得の勉強も行っていると聞きます。我々の仕事は、高い専門知識を必要としますが、着実に力をつけている様子が窺え、とても尊敬しています。引き続き強い向上心を持って取り組んでください。今後は後輩指導もどんどんお願いしたいと思います。

拡声器のイラスト

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