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People

自分の提案に誇りを持てる
エンジニアとなるため、
最新のIT技術も学びながら
新たな強みを増やしていきたい。

エネルギー・情報通信カンパニー

Hirotaka Asada

光ケーブルシステム事業部
システム情報工学研究科 構造エネルギー工学専攻修了/2015年入社
(技術系)

研究室のテーマが電力・エネルギー関係だったことから、フジクラを知ったという。大学での就職説明会や大研究セミナーなどを通じ、さまざまな製品を取り扱っていることや、技術力で勝負を行う姿勢に興味を持つ。加えて、実際に社員に接した際の雰囲気もよく、入社を決意。入社後、光ケーブルシステム事業部で「レンズコネクタ」の開発や、同製品の上流工程の成形・金型関係に携わる。2019年4月より、光ファイバの接続部品「MTフェルール」の開発に従事。

※記事内容および社員の所属は取材当時のものです。

現在の仕事内容

光ケーブルシステム事業部は、光ファイバ同士を接続するための光部品の開発を行う部署です。一言に部品といっても、多芯のケーブルを分岐するための大きな部品から、光ファイバ同士を接続するコネクタのような小さな部品まで、数多くの製品を取り扱います。私自身は、多数の光ファイバを一括で接続できる部品の開発を担当。多芯化・高精度化(低損失化)が大きな目標であり、金型の重要部品の設計などを行い、最適な設計値のフィードバックを行うことが主務です。現在は光ファイバに関する基礎知識だけではなく、金型や成形など多岐にわたる技術も学んでいる最中です。加えて、上記の目標達成のために必要な設備立ち上げのサポートなども行っています。

一番印象に残っているエピソード

過去に携わっていたシングルモードファイバ(※1)用のレンズコネクタ(※2)開発の中で、社内外のさまざまな人たちと関わり、当時世界一の特性を達成できたことです。コネクタ部品の成形は非常に難易度が高く、量産工場や加工業者といった現場の方たちと幾度も打ち合わせやフィードバックを行い、目的の成形品にたどりつきました。その後、得られた部品を組み立て、評価した結果から、先輩や現場の方とともに製造工程をどうすればよいかなどの議論を重ね、その結果、ファイバとレンズの軸ズレを0.5μm程度にまで抑えることができ、当時レンズコネクタとしては世界No.1の特性であった、接続損失0.6dB以下を達成。一人だけの力ではなく、社内外での多くの方々の協力があってこそ達成できたという、良い経験をすることができました。

※1:コア径が約9μmの光ファイバのこと
※2:ファイバから出る光を一時的に広げ、レンズを介して空間的に接続する新しいコネクタ

今後の目標

私は一つの技術だけではなく、それをサポートする別の軸を持つことで、自分の提案に誇りを持てるエンジニアとなることを目指しています。現在、私の技術の主軸は業務に関わる機械工学関連となりますが、これとは別に、データ分析や業務自動化といったITに関連した技術にも精通していきたいと考えています。全く関係ない二つの技術のように思えますが、モノづくりの中で得られるデータというのは、膨大で複雑怪奇であり、解読するのは非常に困難。このようなデータから、いち早く正確に問題を見つけることが開発にとって最も重要なことです。近年では、IT関連技術の発展もすさまじいため、新しい技術や知識から目を離さず、自分の武器にしていきたいと考えています。

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