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People

まずは樹脂材料分野で
知名度を向上させること。
そして、変化の激しい社会で
どこにも負けない新たな強みを
創出していきたい。

コーポレートR&D部門

Yusuke Yamaki

材料応用技術・分析センター
数理物質科学研究科 化学専攻修了/2014年入社
(技術系)

大学での専攻は有機化学であったため、当時は化学メーカーを志望するものだと考えていた。しかし、2011年の東日本大震災により住んでいた地域の電気が止まったことがきっかけで社会インフラに関連するメーカーに興味を持ち、フジクラに出会ったという。入社後は材料応用技術・分析センター 材料開発部にて被覆材の開発を担当している。

※記事内容および社員の所属は取材当時のものです。

現在の仕事内容

私たちの部署のミッションは、「フジクラの未来をつくる材料開発」です。私自身はこれまでプラスチックの難燃化に取り組んでおり、製品としては光ファイバケーブル、自動車用ワイヤハーネス用の被覆材の開発を担当。被覆材はプラスチックであるため、可燃性です。しかし、火災事故のリスク低減のためにはプラスチックの難燃化は必須であり、社会貢献度も高く、やりがいも十分。難燃性以外にも、被覆材の特性はケーブル寿命に直結するため、要求特性(耐外傷性、耐加熱老化性など)が多く、バランスを取りつつ全ての特性を満たすことが難しいチャレンジです。また、軽量化の観点から金属からプラスチックへの置き換えは増えており、フジクラの技術が活きる分野は広がっています。

一番印象に残っているエピソード

開発した被覆材を使用した光ファイバケーブルが、はじめて製品化された時のこと。このテーマは配属半年ほどで任されたはじめてのテーマであり、相反する特性を担保しつつ、コストダウンすることが課題でした。配属前は、開発業務は個人でやるものと思っていましたが、実際は「開発」「製造」「品証」「営業技術」など、さまざまな部署が関わっていることを知りました。単独ではすぐにできないことでも、各々がフォローしあうことで迅速に開発を進めることができます。また、開発は製品化がゴールではなく、初期流動など世に出回ってからの製品フォローも重要。配属後すぐのテーマで、開発から製品化までの一連の流れを経験できたことが今に活きています。

今後の目標

近年は技術進化が著しく、変化の激しい時代であり、競合他社は国内だけではなく海外にも多数存在します。そんな中で他社に負けず新技術を創出していくには、異分野との共創が必須。そのためには、専門分野以外にも興味を持ち、知識を身に付けることが求められます。同時に、自分本位の開発では意味がないので、世の中の情勢を常に追い、お客さまのニーズをしっかり把握することも重要です。
将来は「開発」だけでなく、「営業技術」や「製造」など他の役割も経験し、さまざまな切り口から製品を考えられる技術者になりたい。光ファイバと言えばフジクラですが、私の携わる樹脂材料分野ではあまりフジクラの知名度は浸透していません。まずは、自分の携わる樹脂材料分野の製品でフジクラの知名度を向上させることが目標です。

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